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イギリスのフィットネスクラブ Simply Gymに行った際の感想をレビュー
マサシ
皆さんこんにちは。実は私は先日より家族の用事にてイギリスに滞在しています。その際にイギリスのスポーツジム Simply Gymに行ってきたので、その際の感想を日本のジムと比較しながら書いてみたいと思います。
いや~。やはり海外のジムは一般的に日本のジムと比べると敷地面積が広い事もあり、巨大なジムが多いですね。
勿論、エニータイムフィットネスのようなフランチャイズは店舗によって比較的こじんまりしたところもありますが、全体的に日本よりも広大な敷地面積を生かしたジムが多く人気です。
今回私がトレーニングしに行ったSimply Gymも写真のようにまるで倉庫のような概観の見た目です。場所はロンドンから電車で30~40分程離れたベッドフォードという町の郊外のショッピングモール内にあります。

参考:ベッドフォード
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Simply Gymの利用システム
ジムの利用については、少しエニータイムフィットネスに似ています。ジムの入り口には人がいませんので、回転式のゲートに暗証番号を打ち込んで入退出する仕組みになっています。
一応、夕方まではスタッフが常駐しているようですので、入会や利用に関する注意事項・ルールについて、気になる事がある方は、スタッフがいる日中に行く方がいいかもしれませんね。
ジムの利用はSimply Gymのサイトから申し込みします。また、直接に店舗にある申し込みの専用端末にて行います。
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Simply Gymの月会費
このジムの1ヵ月の会費は何と、19.99ポンドです! 日本円に換算すると何と、2720円で一月利用出来ます! こんなに安いジムは日本ではそうそうないですよね。
また、一年間の会費を先に支払うとさらにディスカウントになり、月で16.99ポンドで利用出来ちゃいます。この設備でこの価格は安すぎですね。しかし、イギリスのスポーツジムは基本的に日本よりもかなり安いです。
詳しくは以下のページにも掲載されています。
>> Simply Gymジムの料金プラン
また、ビジター利用(1 Day Pass)は、7.00ポンドで利用出来ます。3 Day Passという3日間利用出来るパスは、15.00ポンドです。旅行者や一時滞在者にはこういった、ビジターパスは便利ですね。
私は今回のイギリス滞在で、イギリス国内の色々なジムに行きたかったので、1 Day Passをサイトから購入しました。利用料金を決済した後に以下のようなメールが届きます。このメールの中にジムに入る為のアクセスキー番号が記載されます。

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Simply Gymの室内について
早速ジムに入っていきます。入り口のゲートは回転式のドアです。このドアの横にアクセスキー番号を入れる機会があるので、入力してドアを開きます。

私が利用した時間は午後の3時という時間もあり、日本のスポーツジムでは最も空いている時間帯だと思いますが、イギリスのジムにはこの日中の時間でも以外と人が多かったです。混んでて使えないというレベルではありませんが、良い意味で活気があるという込み具合ですね。
そして、特に若者が多く、ジムシャーク等、お洒落なトレーニングウェアを着てウエイトトレーニングをしている人が多かったのが印象的です。こういったフィットネス人口の様子をみると、イギリスではフィットネス文化が当たり前の国なんだな~と改めて感じる雰囲気でしたね。

冒頭でもお話したように、とにかくこのジムはまるで倉庫のような広大な敷地面積です。天井も高くてとても開放感があります。ですから、人が沢山込み合っている時間帯でも、イライラするようなスペース感ではありません。
フリーウエイトやマシンも豊富に用意されているし、マシンごとの感覚も広めに設置されているので、他のトレーニーとの距離感を気にすることなく伸び伸びトレーニングできます。とてもいい環境です。
会員同士声をかけあって、ウエイトやパワーラック、マシンを譲り合ったり、フレンドリーな雰囲気が流れる空間です。明らからに外国人と分かる私にも気兼ねなく声をかけている人もいました。やはり、外国人はフレンドリーですね^^
Simply Gymの設備(フリーウエイトやマシン)
敷地面積が広いという事もあり、有酸素マシンと一般的なウエイトスタック式のトレーニング用のマシン、本格的なプレート加重式のマシンの数は非常に多いです。日本では、プレート加重式のマシンと言えばハンマーストレングス社のものが多いと思いますが、ここには全くありませんでした。
社名を見ても聞いた事がないマニアックなブランドでした。しかし、作りはしっかりして頑丈です。その分、プレートをつけなくても非常に思います。そして、それらのマシンの効き方は凄かったですね。
有酸素マシン
この時間帯は有酸素マシンを使っている人は、あまりいませんでしたが、かなりの人数の会員が使っても埋まる心配はなさそうです。



フリーウエイトエリア
次にフリーウエイトのエリアですが、ここは最もジム内で込み合っている場所でした。やはり、利用者の90%は男性客です。ダンベルは見たところ70kgくらいまでは設置されていました。

ひときわ目立つ、ヘビー級のかなりバルキーなボディービルダーの人がいて、フンフン言いながら高重量のダンベルでダンベルベンチプレスしていましたよ。
この下の写真は他のSimply Gymの店舗ですが、こんな感じで他店舗のダンベルエリアも重さの種類が豊富です。このくらいあれば、どんなタイプのトレーニーでも物足りなくなる事は少ないと思います。

日本のジムでは中々見かけないウエイトの付け替えが必要ないEZバーのバーベルも色々ありました。これはダンベル感覚でバーベルエクササイズが出来るので、とても重宝しますよね。

ベンチプレス専用のベンチ台もデクライン、インクラインの合計4台くらいあり、さらに驚いたのが、このジムのインクラインベンチの台数です。2列に並べられていて、合計すると10台以上ありました。
日本だとゴールドジムであっても5台がいいところですよね。しかも、このベンチ台の良い点はインクラインからフラット、デクラインに角度を変える事が出来る優れた設計になっています。

ウエイトのプレートも20kgプレートより25kgプレートの方が多いので、高重量トレーニングをするには良い環境ですね。また、デットリフトをする為のプラットフォームも広々したものが二つありました。

プレートもクロスフィット用のラバーコーティングされたプレートなので、バンバン床に叩きつけても問題ありません。気兼ねなく追い込めます。
クロスフィットのエリアもあり
イギリスのジムの良い点としては、クロスフィットのトレーニングができるエリアや機材がある事です。
日本でも最近になって、話題になっているクロスフィットですが、イギリスでも、クロスフィットがとても人気の為に大体どこのジムに行ってもクロスフィットのトレーニングが出来るインフラがありました。

ここにも、クロスフィットのエクササイズをする為のケトルベルやチンニング、マッスルアップ用の専門ラックがありました。
床も厚めのゴムマットでコーティングされていて、どんなに激しいエクササイズをしても問題ないように出来ています。そして、そのラックにはサンドバッグが備え付けられていました。
Simply Gymのジムの客層はどんな人が多い?

このジムの主な客層としては、例えるなら、丁度、日本のゴールドジムに通っているといったようなレベルの中堅トレーニーといった印象を受けました。
男女比で言うと、圧倒的に男性トレーニーが多いです。年齢も若者の男性トレーニーが多かったですね。ですから、マシンを長時間占有するような人は少なく意外に真剣なトレーニーが多かったように感じます。
時間帯の事も関係していると思いますがて、競技者レベルのボディービルダーはこの時は少なかったです。また、有酸素マシンを行っている人は極端に少なかったですね。皆さん、フリーウエイトを中心にトレーニングしている方が多かったです。
Simply Gymの良い点

Simply Gymの良い点は何と言っても、24時間営業で、尚且つ、月会費が安い事です。そして、まるで倉庫のような敷地を利用してジムにしているので、開放があり広々している点は日本のジムでは中々味わえない空間だと思います。
また、ダンベルも大体70kgくらいまであるので豊富な方でしょう。そして、インクラインからデクラインまでに対応したベンチ台が10台以上あるので、順番待ちをする必要はないです。
本格的なボディービルダーにも使えるマニアックなブランドのプレート加重式のマシンが多数あります。また、25kgプレートを使用するので、かなりヘビーなセッティングにしてトレーニングできます。
そして、クロスフィットの器具もあるので、普段のトレーニングでは出来ないようなトレーニングが出来る事。また、有酸素マシンも豊富です。そして、ビギナー向けのエリアと本格的なボディーメインキング向けのトレーニングエリアが分かれているので、普段あまりトレーニングしない方でも、落ち着いてトレーニングが出来る環境。
週末や夜の混雑時でも施設の敷地が広いので、となりの人との距離感が気にならない、日本のジムより圧迫感を感じずらいといった感じです。
Simply Gymの残念な点

これは24時間オープンのジムなので、仕方の無いことなのですが、マシンによってはメンテナンスが悪いです。そして、ダンベルがちゃんと重量別に並んでいません。スタッフがいない事が多いので、そういった管理をしていないのだと思います。
ですから、ダンベルがラックに戻っていないので、使う際には自分で同じ重量のダンベルを探す必要がある。これは一番面倒な事でしたね。
これは日本のジムでは考えられない減少ですね。こういったジムが片付けられていないという状況はアメリカのジムや他の欧米諸国のジムではよくある事です。
また、ベンチ台は多いがパワーラックは少ないです。数えたら全部で3台(ハーフラック含む)くらいです。ですから、パワーラックを使っていると、他の人から「後何セットで終わるの??」みたいに聞かれる事があります。
3台はこのジムの規模を考えると少し少ないですね。このジムの規模なら、5台以上あっても良さそうです。
そして、ジムの店内には、ちょっとした食べ物や飲み物等を扱っているようなショップがありません。プロテインドリンクやスポーツドリンク、水が売っている自動販売機はだけはありますが、グッツやサプリメントを売っているようなお店はありませんでした。
また、プールやサウナはありません。更衣室の横にシャワーはありますが、ジム以外の余計な設備はありません。そういった理由からSimply Gymっていう名前なんでしょうね。エニータイムフィットネスと同じようなコンセプトのジムなのでしょう。
最後にSimply Gymの更衣室を紹介しますが、写真のような感じになっています。しかし、このロッカー・・肝心なロッカーの鍵がありません。

どうやら、イギリスのジムでは自分で南京錠を持って施錠するタイプのロッカーが多いようです。イギリスのジムに行く際には、必ず南京錠を持っていきましょう。
そうしないとロッカーが使えなくなってしまいます。おそらく欧米諸国のジムにはこういったスタイルのロッカーはわりと多いのではないかと思います。
Simply Gymの体験談まとめ
この価格帯からみて、この設備はかなりコスパは良いと思います。そして、私のように短期滞在者・旅行者でも気軽に1日だけ利用する何て事も出来るので、そういったカジュアルにジムを使いたい方にはお勧め出来ます。
また、3日間限定の施設利用パスは特にコスパが良いと思います。そして、24時間営業のジムなので時間を気にする事無く、ゆっくりとトレーニング出来る点も良いと思います。
ジムの中も天井が高く開放感があって長時間いても苦しくなりません。平日の日中や午前中は比較的空いている時間だと思います。逆に夜の6時辺りからは凄く混みだしてくるので、特にベンチ台やパワーラックは順番待ちする必要が出てくると思います。
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基本的には、一食で「50~60g程のタンパク質」が食事から摂取できる点はとても素晴らしいと思います。本格的にボディメイクを行っている方、筋肉をつけてバルクアップしたい方が手軽に栄養管理出来る今最もお勧め出来るミールサービスです。
実は先日レビューで紹介させていただいたように私もマッスルデリを試してみましたので、気になる方は以下のページからレビューをご覧になって下さい。