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ドリアン・イェーツのボディービルダーとしての経歴と彼の現役時代の肉体を紹介! 現在の彼は何をしている?
今回の記事では、あのミスター・オリンピアで6回も優勝した伝説のボディービルダーである「ドリアン・イェーツ」というイギリス人のボディービルダーのサクセスストーリーを紹介したいと思います。
若い世代のトレーニーの方の中にはドリアン・イェーツを知らない方もいると思いますが、彼は1990年代に活躍したボディビル世界のレジェンドです。
ボディービルの世界に入る前から波乱万丈なライフスタイルを送っていた彼ですが、一体どのような事がきっかけで彼はボディービルダーを目指すようになったのでしょうか?
そして、現役当時の彼のトレーニングメニューや食事内容、そして現在の彼についても紹介していきたいと思います!
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ドリアン・イェーツのライフストーリー
ドリアン・イェーツ(英語本名:Dorian Andrew Mientjez Yates)は、1962年4月19日にイギリスのウォーリックシャーで生まれました。ドリアン・イェーツは若い頃、スポーツや運動に全く興味がなかったそうです。
そんな事もあり、若いエネルギーを発散する矛先として地元の悪い友人とつるみ色々な悪さをしていたようです。ドリアン・イェーツは16歳に家族と一緒にバーミンガムという大きな都市に引っ越しました。
彼はバーミンガムでスキンヘッドのギャングに入りました。そして彼はライオット(暴動)に巻き込まれたことにより、警察に逮捕されてしまいました。
そして、19歳の頃に6ヶ月ほど短期少年院(20未満の犯罪者の刑務所)に入る事になってしまいます。
ドリアン・イェーツは若い頃、スポーツに興味がなかったようですが、元々は運動神経が良く力強い体を持っていました。
そして彼は、短期少年院にいる間にワークアウトを始めました。そして彼は直ぐに大きな筋肉を付けました。
短期少年院から出た、ドリアンは「二度と刑務所に入らない」という事を決心して、ジムでウエイトトレーニングに集中する事に決めました。
彼は21歳になった時に初めて、正式なジムに入り、ウエイトトレーニングをスタートさせました。そして、22歳の時に初めてのコンテストに参加しました。
ドリアン・イェーツが初めて出場したコンテストは「Mr. Birmingham novice」という大会でした。初めて出場した大会にもかかわらず、彼はその大会で見事優勝を果たしました。その後、彼はボディービルダーのプロを目指しました。
そして、1988年に「British Championships」というイギリスの全国大会で優勝しました。その優勝によってプロカードをもらいました。
1991年(29歳)にドリアン・イェーツは初めてミスター・オリンピアに参加しました。初めてのミスター・オリンピア出場でしたが彼は見事2位を取る事が出来ました。
彼がミスター・オリンピアで優勝した年は1992年でした。次の5年間も連続して優勝しています。つまり、彼は合計して6回もミスター・オリンピアの優勝者になっています。
残念ながら、1997年の怪我の影響もあり、ドリアン・イェーツはプロボディービルダーを引退しました。
ボディービルからの収入はなくなりましたが、幸いな事に彼は上手にフィットネスビジネスにお金を投資しビジネスを軌道にのせています。
ドリアン・イェーツはジムフランチャイズを設立し、アパレルとサプリメントの会社も設立しフィットネスビジネス業界で成功を収めています。
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ドリアン・イェーツの肉体
- 身長: 177.5cm
- 体重: 115.7 – 120.2kg
- 腕: 50.8cm
- 胸: 142.24cm
- ウエスト: 96.52cm
- カーフ: 50.8cm
- ニックネーム: The Shadow (ザ・シャドー)、 The British Bulldog(ザ・ブリティッシュ・ブルドッグ) 、The Beast of Britain(ザ・ビースト・オブ・ブリテン)
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ドリアン・イェーツの現在と彼のフィットネスビジネス会社について
ドリアン・イェーツのジムは「Temple Gym(テンプルジム)」というフランチャイズです。現在、4つのジムがあります。イギリスに3つありますが、1つはアメリカにあります。
参考: Temple Gymの公式サイト
1994年には、ドリアン・イェーツともう二人のビジネスパートナーが一緒になり、Heavy Dutyというアパレル会社を設立しています。この会社の本店はカリフォルニアにあります。
1998年には「CNP Professional」というボディービルダー向けのサプリメント会社を設立しています。
しかし、2006年にドリアン・イェーツはその会社を辞めて「Dorian Yates Ultimate Formulas」という会社を設立しています。そして、2010年に「EU Peptides」という会社をつくりました。
2011年には「DY Nutrition」という会社を設立しています。その会社では、サプリメントとトレーニングビデオを販売しています。
ドリアン・イェーツのトレーニングメニュー
ドリアン・イェーツはキャリアのピークの時には「1週間に4回」ジムでトレーニングを行っていたようです。
彼は「HIIT(高強度インターバルトレーニング)」を行っていました。HIITのメソッドでは少ない数のセット数で高重量のウエイトを使用します。
月曜日のメニュー: 腹筋、肩、三頭筋
- トライセッププッシュダウン 1セット15回(ウォーミングアップ)
- トライセッププッシュダウン 2セット目12回
- トライセッププッシュダウン 3セット目8-10回
- ライングイージーカールエクステンション 2セット8-20回
- スミスマシンプレス 2セット15-30回
- シーテッドラテラル 2セット8-20回
- ワンアームケーブルラテラル 2セット10-30回
- ダンベルシュラッグ 2セット10-20回
火曜日のメニュー: 背中
- ハマーストレンスプルダウン 3セット15-20回
- バーベルロー 2セット8-20回
- ハンマーストレングスワンアームロー 1セット10回
- ケーブルローオーバーハンドグリップ 1セット10回
- ハンマーストレングスリアデルトマシン 1セット10回
- ベントオーバーダンベルレイズ 1セット10回
- ハイパーエクステンション 1セット10-12回
- デッドリフト 2セット8-12回
水曜日
休日
木曜日のメニュー:胸、二頭筋、腹筋
- インクラインダンベルカール 2セット8-10回
- イージーバーベルカール 2セット6-10回
- ノーティラスカール 2セット6-10回
- インクラインバーベルプレス 3セット8-10回
- ハンマーストレンスシーテッドベンチプレス 2セット6-10回
- インクラインダンベルフライ 2セット8-10回
- ケーブルクロスオーバー 1セット10-12回
金曜日
休日
土曜日:腿とカーフ
- レッグエクステンション 3セット10-15回
- レッグプレス 3セット10-12回
- ハックスクワット 2セット10-12回
- ライングレッグカール 2セット10-12回
- スティッフレフデッドリフト 1セット8-10回
- シングルレッグカール 1セット8-10回
- スタンディングカーフレイズ 2セット10-12回
- シーテッドカーフレイズ 1セット8-10回
日曜日
休日
ドリアン・イェーツの食生活
ドリアン・イェーツは1日に「6回~7回」の食事を取っていました。彼は食事の際に「たんぱく質、緑色野菜、複合糖質(良い炭水化物)」を取っていたようです。
以下に彼が現役時代に取っていた食事内容を紹介します。
- 食事1: オートミール、卵の白身10個、プロテインパウダー
- 食事2: ホウェイプロテイン
- 食事3: トレーニング後のプロテインドリンク
- 食事4: 鶏胸肉(x2)ジャガイモ(又はご飯)、緑色の野菜(ブロッコリー、ほうれん草など)
- 食事5: ホウェイプロテイン
- 食事6: ステーキ、ジャガイモ(又はご飯)、緑色の野菜
- 食事7: オートミール、卵の白身10個、プロテインパウダー
ドリアン・イェーツとステロイド(ドーピング)問題
ドリアン・イェーツはあるインタビューでドーピングの話をしています。そして、約12年間ステロイドを使用していたという事を正直に告白していました。
インタビューのリンク: Dorian Yates – Into The Shadow
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