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パワーリフティングとボディビルを極めたハイブリットなプロボディービルダー:スタン・エファーディングのプロフィール
今回の記事ではスタン・エファーディング(Stan Efferding)というアメリカ人のボディービルダーのプロフィールを紹介したいと思います。
スタン・エファーディング選手は、IFBBプロの選手ですが、日本ではあまり知られていないマッスルセレブかもしれません。
スタン・エファーディングのセールスポイントは、何といっても、ボディービルダーとしての経歴だけではなく、パワーリフティングの世界でも成功を収めている為に「世界一力の強いボディービルダー」というニックネームが付いています。
つまり、ボディービルディングとパワーリフティングを両方こなす「ハイブリットな選手」という特徴を持っています。
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スタン・エファーディングの経歴と成功ストーリー
スタン・エファーディングは1967年11月6日にオレゴン州のポートランド市で生まれました。スタンは子供の頃からスポーツに夢中にだったようです。
スタンの今の体を見たら、想像も出来ませんが、彼は若い時にサッカーがとても得意でした。彼にはサッカーの才能があり、サッカー選手として大学から奨学金をもらうチャンスもありました。
しかし、スタンはサッカー選手として大学に入学する奨学金を断り、オレゴン大学で心理学を専攻する事にしました。オレゴン大学にいる間にスタンは強くなる為にジムに通い始めました。
ジムのワークアウトはとても楽しいと思っていた彼は、将来はプロのボディービルダーになりたいと決めていたようです。
スタンの初めてのボディビル大会は1991年のミスター・オレゴンという大会でした、彼はその大会で優勝できました。
その後、ジュニアーUSAチャンピオンシップという大会に参加しました。彼は優勝こそしなかったものの、良い成績を収める事が出来ました。
彼はボディビルのトレーニングをしながら、同時にパワーリフティングというスポーツにも興味を持ち始めました。
彼はもう既にトレーニング中にかなり重いウェイトを使っていましたので、自分にもパワーリフティングが出来そうだと感じていたようです。
彼は初めてのパワーリフティング大会で、トータルで2000lbs(907kg)をリフティングしたようです。その時の彼のデッドリフトの記録は「782lbs(354.7kg)」でした。
スタンは1997年にボディビル・パワーリフティングを引退しました。当時、様々なビジネスチャンスが出てきた事からそういったライフスタイルに集中したいと言っていました。
しかし、プロとして活躍していない時期でも彼はジムでウエイトトレーニングをやり続けていました。38歳の頃にスタンはまたカムバックをしました。そして彼は2006年のシアトルエメラルドカップで優勝しました。
2009年には久しぶりのパワーリフティングのコンテストに出場しました。APA Northwest Regional Championshipsという大会で彼はトータル「2070lbs」をリフティングしています。
そして、彼は2つのアメリカ記録を更新しました。2009年にはスタンはIFBBのプロカードを得ました。
2013年に、彼は「世界一強いパワーリフティング選手」となりました。
彼がリフティングできたトータル記録は、デッドリフト「837.5lbs(379.9kg)」、スクワット865.2lbs(392.4kg)、ベンチプレス「600.7lbs(272.5kg)で、トータルすると「2,303lbs」という記録を持っています。
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スタン・エファーディングの肉体
- 身長: 183cm
- 体重: 125 kg
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スタン・エファーディングのBIG3の記録
- スクワット(膝のバンドなし):854.2 lbs (387.5 kg) (SPF May, 2011)
- スクワット(膝のバンドあり): 865.2 lbs (392.5 kg) (SPF March 24, 2013 “March Madness”)
- ベンチプレス: 606.3 lbs (275 kg) (SPF September 2009)
- デッドリフト:837.5 lbs (380 kg) (SPF March 24, 2013 “March Madness”)
- デッドリフト:: 825 lbs (374.21 kg) (Pride March, 2008)
- デッドリフト: 881 lbs (400 kg) (Gym lift, 2013)
- トータル(膝のバンドなし): 2,226.6 lbs (1,007.52 kg) (SPF May, 2011)
- トータル(膝のバンドあり): 2,303 lbs (1,042 kg) (SPF March 24, 2013 “March Madness”)
ジムで出来たマックス:スクワット(膝のバンドあり): 905 lbs (410.5 kg)
スタン・エファーディングのトレーニングメニュー
スタンによると、トレーニングは「シンプルなトレーニングで十分」という考えがあるようです。そして、彼はセット数やレップ数の事はあまり気にしていないようです。
彼は自分の体を、その時の気持ちに合わせてトレーニングを行う事を大切にしているようです。ワークアウトが終わったら、「筋肉がマックスに近いレベルで疲れている」というくらいの疲労度を得る為のトレーニングを行っているそうです。
そして彼は一週間に3回、トレーニング時間は1時間で出来るだけ重いウェイトでトレーニングをしているそうです。
スタン・エファーディングが考えるトレーニングを行う上で最も重要なアドバイス:
- 食生活、トレーニング、睡眠は成功の99%です。彼は睡眠が特に重要だと考えています。彼によれば、「クレアチンを飲んでも1日5時間しか寝ていなければ強くならない」。
- 余計なサプリを飲まなくても大丈夫です。体に不足している物・栄養素を考えて、そのサプリしか飲まなく良い。
- 筋肉のバルクを増やしたいなら「食事の数」を先に増やして、その後「食べる量」を増やせばよい。
- パワーリフターでも、脚を鍛える時に先ずは軽いウェイトで20レップくらいで鍛えた方が良いと考えています。
- 体が大きくて強くなると、トレーニング回数を減らします。それは何故なら、高重量のウェイトで体を鍛えると、十分なリカバリー時間が必要だから。
- 出来るだけボディビルやフィットネスの知識を集めましょう。トレーニングをしながら体の鍛え方、栄養学などを勉強した方が良いでしょう。
胸のトレーニング
- ベンチプレス(ウォームアップ):4セット3~5回(135, 225, 315, 405lbs)
- ベンチプレス:2セット、3回x495lbs、1回x545lbs
- インクラインダンベルプレス: 2セット6~10回(200lbs)
- ディップス:2セット、14~20回(100lbs)
スタン・エファーディングの記事が掲載されている雑誌
スタン・エファーディングのSNS
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