用語集

フィジークとボディビルの違いとは? プロポーションと筋量の違い

フィジークとは? ボディビルとのプロポーションと筋量の違いを解説



この記事では、近年日本のフィットネス界でも大人気の「フィジーク(physique)」について解説してみたいと思います。

日本でも最近は「筋トレユーチューバー」の影響もあってか、フィットネス文化が非常に盛んになっています。特にスポーツジムが非常に多くなりましたね。

24時間いつでも行けるようなジムやゴールドジムのような本気のトレーニー向けのジムも次々に出来てきています。もはや数年後には日本のフィットネス文化も他の国に負けずさらに盛り上げっていくことでしょう。

そんなトレーニーが段々と増えてきて、その結果、自分の鍛えた体を競う為に大会に出たいと言う人も多いと思います。そんな大会・競技の一つに「フィジーク」というコンテスト競技があります。

ボディビルの大会やボディビルマニアの人達は昔から日本にも沢山いると思いますし、海外で活躍するようなボディービルダーも多いでます。

しかし、ここ数年になって日本だけではなく海外でも人気のフィジーク(physique)とは一体どんな競技なのでしょうか? どんな体形の人達をフィジーカーと呼ぶのでしょうか? 






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フィジーク(physique)とは?


フィジーク(physique)という競技は元々は、フィットネスの世界的な先進国で中心のアメリカで2010年頃にはじまりました。

フィジークが出来る以前は、肉体美を競うコンテストとしてはボディービルが一般的でした。ボディビルという競技は、筋肉を極限まで肥大させ、筋肉のカット、全体的なバランスを競う競技です。

ボディビルで大切な事はとにかく「バルク」です。特にボディービルダーの脚は圧倒的なサイズ、筋量が必要です。体の何処のパーツを見ても極限までに丸く筋肉が肥大しているようなイメージです。


一方、フィジークという競技では、「全体の体のバランス」が問われます。特に上半身を中心に審査されるので、脚はボディビルダーに比べて審査対象に入っていません。その為にフィジークは「サーフパンツスタイル」で審査されます。つまり、ひざ上の大腿四頭筋は隠されていますので、主に上半身が審査対象の競技になります。

そして、フィジークはボディビルと違って筋肉が大きければ良いというわけではありません。とにかく元々のコンテストの由来は「ビーチで映えるカッコイイ体」がコンセプトの競技です。

しかし、海外のフィジーク選手をみると、私達日本人の目からは、もはやボディービルダー並みのバルクの人が多いですね。





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海外のフィジーク選手の活躍の場


アメリカには、フィジーク選手が活躍する大会としては「NPC」や「ミスター・オリンピア(Mr. Olympia)」、「マッスルマニア(muscle mania)」というコンテストがあります。アメリカのトップフィジーカーの選手、海外のトップフィジカーの選手たちは、こういった大会で競い合う事になります、







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フィジーク選手の身体的な特徴


フィジークの選手の身体的な特徴としては、Vシェイプと呼ばれるプロポーションです。まず、フィジーク競技では、幅があり立体感のある大きな丸い肩、くびれたウェスト、引き締まったシックスパックの腹筋です。

筋トレをしていない一般の人からみても、フィジーク選手の体は惚れ惚れするくらいバランスの良い、見栄えのするカッコイイ体形です。筋肉の大きさ、バランス以外にも、カット、絞りの出来なども重要な審査基準です。

ですから、先程のボディービルダーのような「極限なまでに肥大した大きすぎる筋肉」というボディービルダーの筋肉はフィジークの競技においては認められていません。ですから、フィジークとボディビルとでは、一見すると同じ競技に見えて審査基準が異なります。

ボディービルダーとフィジーク選手のトレーニング内容を見ていると、勿論、ボディービルダーの方がより高重量を扱ってトレーニングしている人が多いような雰囲気もありますが、最も大きな違いは「食事法」にあるのかもしれません。ボディービルダーの食事の量はとにかく多いです。

あのバルクしきった筋肉の量をキープする為には沢山のたんぱく質が必要になりますので、食事管理・栄養管理はかなり徹底されています。



海外や日本でフィジークが人気になった経緯


日本を含め、海外のフィジーク選手はファッション的にも、ルックス的にもボディービルダーに比べてお洒落な選手が多いです。特に海外の人気フィットネスモデルは大抵の場合、フィジーク選手が多いです。

そういった彼らのライフスタイルやルックスに憧れて、日本でもフィジークの人気が高まってきています。特に近年の筋トレユーチューバーの影響や、NPCJやベストボディという大会がメジャーになったお陰でフィジーク競技に参加を希望する人も年々増えてきています。

フィジーク競技の良い点は、ボディビルダーになるほどの筋量はないが、それでも、トレーニーとしてかなり良い体を持っているという人にとって参加しやすい競技という点です。

勿論、トップフィジーク選手の場合、ボディービルダー顔負けのトレーニングや食事法を実践している人もいますが、それでも、普通のトレーニーがトレーニングの結果、成果を試す場としてフィジーク競技は魅力的なステージです。







ボディビル、フィジーク、ベストボディの筋肉量の違い


海外の肉体を競う競技には、日本の「ベストボディ」という大会・カテゴリーはありませんが、あえて筋肉量の違いで筋量多いランキング順に並べると、このような感じになります。

  • ボディビル(ゴリゴリのマッチョ)
  • フィジーク(カッコイイマッチョ)
  • ベストボディ(細マッチョ)

といったような順番になると思いますが、一般的な日本のトレーニーの方に人気があるのは、やはり「ベストボディやフィジーク」なのかもしれません。



日本国内で行われるフィジークの大会


日本でも、海外同様に有名なフィジークの大会が開催されています。興味がある方は是非、一度行かれる事をお勧めします。

少し独特な雰囲気がありますが、トレーニングをしている方にはかなり大きな刺激やモチベーションになると思います。

  • JBBF(メンズフィジーク&フィットネスビキニ)
  • NPCJ(フィジーク、ビキニ)
  • ベストボディジャパン
  • サマースタイルアワード



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