ブログ

ミスター・オリンピア(Mr. Olympia)という世界最高峰のボディビルディング大会の歴史を紹介します!

ミスター・オリンピア(Mr. Olympia)という世界最高峰のボディビルディング大会の歴史を紹介します!

ミスター・オリンピア(Mr. Olympia)の歴史や歴代の選手、参加条件なども紹介



今回の記事では、世界で最も有名なボディービルの大会であるミスター・オリンピア(Mr. Olympia)歴史を紹介したいと思います。ウエイトトレーニングを本格的に行っている方であれば、「ミスター・オリンピア」についてご存じの方は多いと思います。

しかし、中には知らない方もまだまだ多いと思いますので、このページでは、世界最高峰のボディビルディング大会であるミスターオリンピアの歴史や歴代の選手を紹介したいと思います。



歴代のミスターオリンピアと歴史紹介



まずは1960年代からの過去のミスターオリンピアの歴史を紹介していきます!


ミスター・オリンピア(Mr. Olympia)という世界最高峰のボディビルディング大会の歴史を紹介します!ミスター・オリンピアという世界最高峰のボディビルディング大会の歴史

こちらの記事もお勧めです:



1960年代のミスターオリンピア



ミスターオリンピアが初めて開催されたのは1965年9月18日でした。このコンテストはカナダ人の「ジョー・ウイダー」という人物によって設立されました。

ジョー・ウイダー氏はカナダ人のボディービルダー・ビジネスマンでした。彼はミスター・ユニバースという大会で優勝したボディービルダーにさらにお金を儲ける機会を作ってあげたかったという理由から、ミスターオリンピアという大会を行う事にしました。


初めてのミスターオリンピアはニューヨークのブルックリンで行われました。その時に優勝者はラリー・スコットでした。ラリー・スコットは1965年と1966年のミスターオリンピアで優勝しています。

1967年の大会では、キューバ人のセルジオ・オリバが優勝しました。彼は今まで誰も観た事がないような肉体でした。彼の筋肉量は今までの選手と比べて圧倒的に多く、ウェイストが細くて体はまるで「Vの文字」のような形をしていました。

彼の肉体はミスターオリンピアの理想的な体形として考えられるようになりました。セルジオ・オリバは1967年、1968年、1969年の大会で優勝しています。



1970年代のミスターオリンピア



1970年代のミスターオリンピアはアーノルド・シュワルツェネッガーの時代でした。オーストリア人のアーノルドは次の6年間の大会で優勝しています。1971年から、大会はニューヨークではなく、他の都市で開かれるようになりました。

1971年の大会はフランスのパリ、1972年の大会はドイツのエッセン市で行われました。1975年の大会は南アフリカのプレトリア市で行われました。1974年の賞金は「$1,000」でした。しかしその後、優勝賞金の金額はどんどんふくれ上がっていく傾向がありました。


アーノルド・シュワルツェネッガーは、1980年代の大会でも優勝しましたが、1970年代の後半は他のボディービルダーに優勝を奪われました。その時、アメリカ人のフランク・ゼインという選手が1970年代の後半に3回優勝しています。

1974年から1979年までは「二つのカテゴリー」の大会が行われていました。それはヘビーウェイトとライトウェイトのカテゴリ別の大会です。しかし、1980年以来は一つのカテゴリーしか行われていません。



1980年代のミスターオリンピア



1980年代のトップボディービルダーはアメリカ人のリー・ヘイニーでした。彼は8回連続優勝しています。当時の賞金は「$50,000~$55,000」でしたので、ミスターオリンピアで優勝すると本当にプロとして活躍出来ました。

1980年代、ミスターオリンピアの大会は様々な国で行われました。例えば、オーストラリア、イギリス、ベルギー、ドイツ、スウェーデンなどの国で行われていました。



1990年代のミスターオリンピア



1990年代はイギリス人のドリアン・イェーツの時代でした。彼は6回連続ミスターオリンピアで優勝しています。彼はボディービルというスポーツの革命を起こしたと言われています。

彼の体はその当時今まで誰も観た事がないような筋肉量を誇っていました。そして、その筋肉はとても固かったようです。この時期は「成長ホルモンの時期」としても知られています。ドリアン・イェーツは成長ホルモンを飲んでいました。

その結果、彼はとても大きな体を作りました。彼の影響でミスターオリンピアで優勝するためには、とても大きな筋肉を作る必要が出てきました。



2000年から現在までのミスターオリンピア



ドリアン・イェーツは1997年に引退しました。その後、ロニー・コールマンというアメリカ人は8回連続ミスターオリンピアで優勝しています。

ロニー・コールマンの次にはジェイ・カトラーというアメリカ人の選手が出てきました。彼はオリンピアで4回優勝しています。


現在のミスターオリンピアはアメリカ人のフィル・ヒースです。フィル・ヒースはもうすでに6回優勝していますし、まだまだ年齢的にも若く、今後もしばらくは大会に参加するつもりのようです。

フィル・ヒースは、ここまま「8回連続優勝」という過去最高記録を超える事が出来るのでしょうか? それはミスターオリンピアの次の楽しみだと思います^^



ミスターオリンピアの参加条件は?



ミスターオリンピアに参加する事はとても厳しいルールが設けられています。まず、ミスター・オリンピア優勝経験者(但し優勝が5年以上前ならIFBBの承認が必要)

そして、前回のミスター・オリンピア6位以内入賞者、または、その年のアーノルド・クラシック6位以内入賞者、その年のニューヨーク・メンズ・プロフェッショナル(旧ナイト・オブ・チャンピオンズ)5位以内入賞者という厳格なルールが設けられています。

それ以外にも上記以外の前年ミスター・オリンピア以降のIFBBプロ大会の3位以内入賞者。もしくは、マスターズ・プロフェッショナル・ワールド・チャンピオンシップスの勝者などのルールがあります。

参考情報:「ミスターオリンピア出場資格




ミスターオリンピア 歴代 優勝者


  • 1965年 – 1966年: ラリー・スコット(アメリカ)
  • 1967年 – 1969年: セルジオ・オリバ(キューバ)
  • 1970年 – 1975年: アーノルド・シュワルツェネッガー(オーストリア)
  • 1976年: フランコ・コロンブ(イタリア)
  • 1977年 – 1979年: フランク・ゼイン
  • 1980年: アーノルド・シュワルツェネッガー(オーストリア)
  • 1981年: フランコ・コロンブ (イタリア)
  • 1982年: クリス・ディカーソン(アメリカ)
  • 1983年: サミール・バヌート(レバノン)
  • 1984年 – 1991年: リー・ヘイニー(アメリカ)
  • 1992年 – 1997年: ドリアン・イェーツ(イギリス)
  • 1998年 – 2005年: ロニー・コールマン(アメリカ)
  • 2006年 – 2007年: ジェイ・カトラー(アメリカ)
  • 2008年: デクスター・ジャクソン(アメリカ)
  • 2009年 – 2010年: ジェイ・カトラー(アメリカ)
  • 2011年 – 2016年: フィル・ヒース(アメリカ)


スポンサーリンク

管理人お勧めのフィットネスフードサービス

ボディメイクをしているトレーニーにとって欠かせない適切な栄養管理。この日々の栄養管理の強い見方になる高たんぱく質のマッスルミール(フィットネス弁当)を提供しているサービスが「Muscle Deli(マッスルデリ)」と言います。

マッスルデリは筋肥大に必要なタンパク質を豊富に含み、栄養士がバランスを考えたビタミンB群を多く含むローカロリー、高タンパク質なメニューになっているとても優れたフィットネスフードを提供してくれるサービスです。おそらく国内初のフィットネスミールのサービスです。

基本的には、一食で「50~60g程のタンパク質」が食事から摂取できる点はとても素晴らしいと思います。本格的にボディメイクを行っている方、筋肉をつけてバルクアップしたい方が手軽に栄養管理出来る今最もお勧め出来るミールサービスです。


マッスルデリ
マッスルデリ公式サイト



実は先日レビューで紹介させていただいたように私もマッスルデリを試してみましたので、気になる方は以下のページからレビューをご覧になって下さい。


マッスルデリ(Muscle Deli)を試した際の感想